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出処進退

読み方

しゅっしょ しんたい

意味

官職や地位に就くか退くか、またその場に応じてどう身を処するかということ。転じて、立場や情勢を見きわめて、自分の行動や態度を適切に決めることをいう。特に政治家・役員・指導者などの身の振り方について使われることが多い。

由来

「出処」と「進退」という二つの漢語を重ねた語で、中国古典に見られる“世に出るか退くか”“進むか退くか”という発想を背景にもつ。特定の一句をそのまま出典とする四字句というより、漢文的表現として成立したものと考えられる。正確な成立年は不詳だが、古くから漢籍・漢文訓読の伝統の中で用いられてきた。

備考

主に硬い文章で使う語。政治家、企業幹部、組織の責任者などの「進む・退く」の判断に関して用いられることが多い。日常会話ではやや改まった表現。

例文

  • 首相は自らの出処進退を明言せず、記者会見を終えた。
  • 不祥事の責任をどう取るか、社長の出処進退が注目されている。
  • 武士は主君のためだけでなく、自身の節義に照らして出処進退を誤ってはならない。
  • 情勢を冷静に見極め、今こそ出処進退を決する時だ。
  • 指導者には、平時だけでなく危機の際の出処進退にも品格が求められる。

類義語

  • 進退去就
  • 去就
  • 出処去就

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