八面玲瓏
読み方
はちめんれいろう
意味
どの方向から見ても欠点がなく、すみずみまで明るく澄んでいるさま。人の性格・態度が円満で気配りが行き届き、非の打ち所がないこともいう。
由来
「八面(あらゆる方面)」+「玲瓏(玉が触れ合って鳴るように澄みきって美しいこと)」から成る語。中国の漢語・漢詩文に由来するとされ、日本へは漢文受容の中で伝来。成立年代は特定困難(不明)。
備考
褒め言葉として多いが、「八方美人で腹が読めない」といった皮肉に用いられることもある。人物評・処世の文脈でよく使う。
例文
- 彼は八面玲瓏な受け答えで、初対面の場でも安心感を与える。
- 八面玲瓏に立ち回りすぎて、かえって本音が見えないと言われた。
- 会議では八面玲瓏な調整役が一人いるだけで、議論が進みやすい。
- 彼女の八面玲瓏な人柄は、社内外の信頼を集めている。
- 八面玲瓏を目指すより、時には率直さも大切だ。
類義語
- 円満具足
- 才色兼備
- 臨機応変
- 融通無碍
対義語
- 頑固一徹
- 偏狭固陋
- 無骨一徹