人心一新
読み方
じんしん いっしん意味
人々の気持ちや考え方、また組織や社会の空気が、何かをきっかけにすっかり新しく改まること。特に、改革や人事の刷新などによって集団全体の意識や気風が立て直され、前向きな状態になることをいう。由来
明確な初出は不詳。『人心』は人々の心・世論、『一新』はすっかり改めて新しくする意の漢語で、これらを組み合わせた成語的表現。特定の中国古典の一句としてより、漢語表現として成立したとみられ、日本では明治時代(19世紀後半)以降、政治・行政・組織改革の文脈で広く用いられるようになった。備考
個人の気分転換より、組織や社会全体の意識刷新をいうことが多い。やや硬い書き言葉で、政治・行政・企業改革の文脈で『人心一新を図る』の形がよく使われる。例文
- 新社長は大胆な人事を行い、社内の人心一新を図った。
- 不祥事の後、会社は体制を見直して人心一新に努めた。
- 市長交代を機に、停滞していた市政に人心一新の機運が生まれた。
- 監督の交代でチームは人心一新し、新シーズンに臨んだ。
- 戦後の復興には、制度改革だけでなく国民の人心一新も必要だとされた。
類義語
- 心機一転
- 気分一新
- 面目一新
- 刷新
対義語
- 旧態依然
- 因循守旧