漢字辞典.com

五言絶句

読み方

ごごん ぜっく

意味

漢詩の形式の一つで、各句が五字、全体が四句から成る短い詩を指す。簡潔な形の中に情景や感情を凝縮して表すのが特徴で、唐詩に多くの代表作がある。形式名としても、その形式で作られた作品そのものを指すこともある。

由来

中国古典詩のうち、近体詩の一形式に由来する語。各句五字・全四句の詩形で、六朝期に前段階が見られ、唐代(7〜9世紀ごろ)に形式として整えられた。日本には奈良〜平安時代ごろ、漢詩文化の受容とともに伝わったとされる。

備考

比喩的な慣用句ではなく、漢詩・漢文学の専門用語。唐詩の説明でよく使われる。『七言絶句』と対比して覚えると理解しやすい。

例文

  • 李白のこの作品は、典型的な五言絶句として知られている。
  • 授業では、五言絶句と七言絶句の違いを最初に学んだ。
  • 短い字数で情景を切り取る五言絶句の魅力にひかれた。
  • 彼は漢文の課題で、自作の五言絶句を一編提出した。
  • この詩が五言絶句に当たるかどうか、句ごとの字数を数えて確認しよう。

類義語

  • 五絶

この四字熟語に含まれる漢字

同じ漢字を含む四字熟語