二六時中
読み方
にろく じちゅう意味
一日中、休みなく、いつでも、絶え間なくという意味。あることがずっと続く様子や、常にその状態であることを表す。現代では同じ意味で『四六時中』の形のほうが一般的。由来
中国仏教の時間観に由来する語で、『二六』は昼六時・夜六時、合わせて十二時を表す。古くは一昼夜を十二の時刻に分けていたため、『二六時中』はその全時間、つまり一日中を意味した。日本には仏教語として伝わり、平安〜鎌倉期(10〜13世紀ごろ)には成立していたと考えられるが、正確な初出年は不詳。のちに意味が一般化し、現代で一般的な『四六時中』の元になった。備考
現代では『四六時中』のほうが一般的。『二六時中』はやや古風な響きがあり、辞書・文学作品・由来説明などで見かける。例文
- 彼は締め切り前になると、二六時中仕事のことを考えている。
- 初めて子どもが生まれたころは、二六時中気が抜けなかった。
- 二六時中スマホばかり見ていると、目も心も疲れてしまう。
- 山の天気は変わりやすいので、隊員たちは二六時中空模様に注意していた。
- 師匠は若い頃、二六時中芸のことだけを思って暮らしていたという。
類義語
- 四六時中
- 一日中
- 終日
- 常時
- 絶えず
対義語
- 時々
- たまに
- 時折
- 一時的
- 断続的