乱暴狼藉
読み方
らんぼう ろうぜき意味
他人や物に対して荒々しく無法な振る舞いをし、暴力・破壊・迷惑行為で周囲を乱すこと。単なる粗雑さではなく、常識や秩序を踏みにじるほどの悪質な行為を強く非難していう。由来
「乱暴」は道理に外れた荒い行い、「狼藉」は中国語に由来し、狼が寝た跡の草が乱れるさまから散乱・無法をいう語。日本では中世(鎌倉〜室町期、13〜16世紀ごろ)に武士などの不法行為を指す語としても用いられた。二語を重ねて意味を強めた成句で、成立の正確な時期は不詳。備考
硬めでやや古風な語。報道・歴史叙述・非難表現で使われ、「乱暴狼藉を働く」「乱暴狼藉に及ぶ」の形が多い。例文
- 酔った客が店内で乱暴狼藉を働き、警察が呼ばれた。
- 兵たちは村に押し入り、略奪だけでなく乱暴狼藉の限りを尽くした。
- 一部の観客が試合後に乱暴狼藉に及び、主催者が謝罪した。
- いくら腹が立ったからといって、器物を壊すような乱暴狼藉は許されない。
- 彼の乱暴狼藉ぶりに、近所の人々は恐怖を覚えて戸締まりを厳重にした。
類義語
- 乱行狼藉
- 暴虐非道
- 横暴無礼
- 傍若無人
- 粗暴な振る舞い
対義語
- 品行方正
- 秩序整然
- 温厚篤実
- 温良恭倹