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上行下効

読み方

じょうこう かこう

意味

上に立つ者の行いや態度を、下にいる者が見習って同じように振る舞うこと。特に、指導者や年長者の善悪の行為が、そのまま部下・民衆・子どもなどに強く影響し、模範にも悪習にもなるという意味で使う。

由来

中国の史書『旧唐書』の賈曾伝に見える表現に基づくとされる語で、成立は10世紀半ば、後晋の945年ごろ。字義は「上が行えば、下はこれに効う(ならう)」で、上位者のふるまいが下位者に伝播するという政治・倫理上の教えとして、日本でも漢籍由来の四字熟語として用いられてきた。

備考

やや硬い書き言葉で、政治・教育・企業統治などで使われやすい。良い手本にも悪い手本にもなる点を含意する。旧字体では「上行下效」とも書く。

例文

  • 組織では上行下効というように、管理職の仕事ぶりが若手社員の基準になる。
  • 政治の世界は上行下効が起こりやすく、指導者の言動が社会全体の空気を左右する。
  • 上行下効を考えれば、校長や教師がまず時間を守るべきだ。
  • 家庭でも上行下効で、親が挨拶を大切にすれば子どもも自然に礼儀を身につける。
  • 不正を防ぐには、上行下効の影響を踏まえて経営陣が率先して規範を示さねばならない。

類義語

  • 率先垂範
  • 以身作則
  • 先導後随

対義語

  • 下剋上
  • 命令不服従

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