三百代言
読み方
さんびゃく だいげん意味
相手を言いくるめるような、口先だけのへたな弁論をする人をののしっていう語。特に、明治期の「代言人」(現在の弁護士に近い職)を軽蔑して呼んだ言い方で、転じて詭弁を弄する人にもいう。由来
明治時代(19世紀後半)、裁判で訴訟代理や弁論を行った「代言人」に対する蔑称として広まった語。「三百」は「三百文」程度の安物・取るに足らないものという含みを持つとされ、質の低い代言人を嘲った表現。正確な初出年は不詳。備考
強い侮蔑を含む古風な語。現代の弁護士に対して使うと失礼で、主に文章語・批評的文脈で用いられる。例文
- 彼は正義を語っているようで、実際は三百代言のように論点をすり替えているだけだ。
- あの政治家の答弁は、責任逃れの三百代言だと批判された。
- 昔の小説には、三百代言が庶民をだます場面がよく描かれている。
- 口が達者なだけで中身のない説明では、三百代言と言われても仕方がない。
- 彼女は相手の三百代言に惑わされず、契約書の内容を冷静に確認した。
類義語
- 詭弁家
- 口先三寸
- へぼ弁護士
- 悪徳弁護士
- 訟棍
対義語
- 正論
- 公明正大
- 誠実な弁護士
- 公正無私