七転八倒
読み方
しちてん ばっとう意味
激しい痛みや苦しみのために、転げ回るようにもがき苦しむこと。また、思いがけない事態や多忙・混乱の中で、どうしてよいか分からず大あわてになることもいう。『七』『八』は回数の多さを表し、苦痛や混乱の激しさを強めている。由来
成立時期は不詳。中国の古い成語「七顛八倒」に由来するとされます。『七』と『八』は「何度も」の意を表し、『顛』『倒』はいずれも倒れることを意味します。日本では『顛』を『転』に替えた「七転八倒」の表記が近世以降に広く用いられるようになりました。備考
主に①激痛で転げ回る様子、②混乱して右往左往する様子の二通りで使う。肯定的な意味では使わない。「七転び八起き」とは別語。例文
- 激しい腹痛で、彼は床の上を七転八倒した。
- 歯の痛みがあまりにも強く、昨夜は七転八倒の苦しみだった。
- システム障害が発生し、現場は復旧対応に七転八倒している。
- 締め切り直前に原稿データが消え、編集部は七転八倒の大混乱に陥った。
- 初めての育児と仕事の両立で、しばらくは毎日七転八倒だった。
類義語
- 七顛八倒
- 四苦八苦
- 右往左往
- 大騒ぎ
対義語
- 泰然自若
- 冷静沈着
- 平穏無事
- 悠然自得