一進一退
読み方
いっしんいったい
意味
状況が良くなったり悪くなったりして、進展が遅くはかどらないこと。互角で勝敗が決しない状態にもいう。
由来
「一つ進めば一つ退く」の意。戦況や交渉などが前進と後退を繰り返すさまを漢語的にまとめた語で、中国古典由来とされるが、特定の出典・成立年代は不詳。日本語では近代以降の文章語として広く定着した。
備考
「一進一退を繰り返す」「一進一退の攻防」などで用いる。停滞・難航だけでなく、互角で決着がつかない場面にも使える。
例文
- 交渉は一進一退を繰り返し、合意までにはまだ時間がかかりそうだ。
- 治療の効果は一進一退で、良くなったと思うと熱がぶり返す。
- 株価は材料難で一進一退となり、方向感が出ない。
- 雨の影響で工事は一進一退し、予定より遅れている。
- 両者の攻防は一進一退で、延長戦にもつれ込んだ。
類義語
- 膠着状態
- 難航
- 暗中模索
- 紆余曲折
- 行きつ戻りつ
対義語
- 順風満帆
- 一直線
- 破竹之勢
- 快刀乱麻