一言居士
読み方
いちげん こじ意味
どんな事柄にも黙っていられず、必ず自分の意見や批評を一言差しはさむ人のこと。知識や見識を示す場合もあるが、多くは「余計な口出しをする人」「何にでも注文をつける人」という、やや皮肉や批判を込めた言い方。由来
「一言」はひとこと口を出すこと、「居士」はもと仏教語で在家の男子信者を指し、のちに学識や癖のある人物を表す語になった。中国古典の固定成句というより近代日本で整った表現とみられ、正確な成立年は不詳だが、明治以降に定着したとされる。備考
人を評して使うと、見識を認めつつも「何にでも口を出す人」という皮肉を含みやすい。やや批判的な語感に注意。例文
- 彼は会議になると必ず一言居士になって、最後に自分の意見を述べる。
- 何にでも口をはさむ一言居士と思われないよう、まずは相手の話を最後まで聞いた。
- 祖父は町の一言居士で、新聞の記事にもよく感想を述べていた。
- 一言居士的な発言が多いと、建設的な助言でも反感を買いやすい。
- SNSでは一言居士が増え、些細な話題にもすぐ批評が集まる。
類義語
- 口出し屋
- ご意見番
- うるさ型
- 評論家気取り
対義語
- 無口
- 寡黙な人
- 聞き上手