一触即発
読み方
いっしょく そくはつ意味
ほんのわずかなきっかけで、ただちに大きな争い・事件・爆発が起こりそうな、非常に緊迫した状態をいう。もとは少し触れただけで爆発しそうなことだが、今では国際関係・人間関係・議論の場などで、今にも衝突が起きそうな場面をたとえて使うことが多い。由来
もともとは、火薬や爆発物が少し触れただけで直ちに爆発しそうな状態を表した漢語的表現。そこから転じて、政治・外交・人間関係などで今にも衝突が起こりそうな緊張状態を指すようになった。明確な初出年は不詳だが、近代以降、少なくとも明治末から昭和期にかけて一般化したと考えられる。備考
「一触即発の危機」「一触即発の状態」の形でよく使う。実際の爆発だけでなく、口論・外交・スポーツなど、今にも衝突しそうな比喩表現として広く用いられる。例文
- 両国の国境地帯は、一触即発の状態が続いている。
- 会議室には賛成派と反対派がにらみ合う、一触即発の空気が漂っていた。
- 些細な一言がきっかけで、兄弟げんかは一触即発になった。
- 試合終盤、選手同士が激しく言い合い、一触即発の場面となった。
- その映画は、人質事件の一触即発の緊張感を見事に描いている。
類義語
- 危機一髪
- 剣抜弩張
- 緊迫状態
- 険悪な情勢
対義語
- 平穏無事
- 和気藹々
- 天下太平