一罰百戒
読み方
いちばつひゃっかい
意味
一人を罰することで多くの人への戒めとし、同様の過ちを防ぐこと。見せしめとしての処罰を指す場合もある。
由来
中国の故事に由来する語とされ、統治や軍紀の場面で「一人を罰して百人を戒める」意から用いられた。成立した正確な年代・時代は不詳。
備考
「見せしめ」の含意が強く、用法によっては冷酷・強権的に響く。公的文書や論評で使われやすい。
例文
- 不正をした社員を厳重処分にしたのは、一罰百戒の意味合いが強い。
- 交通違反の取り締まりを強化するのは、一罰百戒で事故を減らす狙いがある。
- 彼の処分は重すぎるという声もあったが、組織は一罰百戒を選んだ。
- 一罰百戒だけでは反発を招くので、再発防止の教育も必要だ。
- 規律を守らせるため、まず一罰百戒の方針で臨むと部長は言った。
類義語
- 見せしめ
- 懲戒
- 処罰
- 戒め
- 警鐘
- 綱紀粛正
対義語
- 寛大無罪
- 恩赦寛典
- 無罪放免