一知半解
読み方
いっち はんかい意味
少しだけ知っていて、理解も中途半端であること。物事の一部しか知らないのに、わかったつもりになっている状態をいう。知識や判断が浅く、不十分であることをやや批判的に表す言葉。由来
中国由来の漢語成句で、南宋の厳羽『滄浪詩話』など、13世紀ごろの中国文献に見える表現に基づくとされる。『一知』はわずかな知識、『半解』はなかばの理解の意。日本には漢籍の受容を通じて伝わり、四字熟語として定着した。備考
他人の理解不足を戒めたり、自分をへりくだって述べたりするときに使う。やや硬い文章語で、単なる「少し知っている」よりも「不十分で危うい」という含みがある。例文
- 一知半解のまま専門用語を使うと、かえって誤解を招く。
- 彼は歴史を一知半解で語ることが多く、細部の確認が欠かせない。
- 医療情報を一知半解で信じ込むのは危険だ。
- 一知半解の知識では、問題の本質を見誤ることがある。
- 先生は、一知半解で満足せず、原典に当たって学ぶよう学生に勧めた。
類義語
- 半可通
- 浅学
- 生半可
- 付け焼き刃
対義語
- 博学多識
- 融会貫通
- 精通
- 完全理解