一日一善
読み方
いちにち いちぜん意味
毎日少なくとも一つは、他人や社会のためになる善い行いをしようという教え・標語。大きな功績ではなく、親切、手助け、思いやりなど身近な善行を日々積み重ねることを勧める表現。由来
明確な初出や成立年ははっきりしない。中国古典に直接典拠を持つ成句というより、日本で近代以降に広まった道徳的な標語・生活訓とみられる。おおよそ明治末期から昭和期にかけて、修身教育や青少年教育の中で普及し、学校や地域活動でも定着した。備考
漢籍由来の格言というより、現代的な道徳標語としての性格が強い。学校教育や家庭でのしつけで使われやすく、日常会話では少し軽い冗談めいた言い方になることもある。例文
- 祖母はいつも、一日一善を心がけて暮らしなさいと言っていた。
- クラスで一日一善運動を始め、困っている人に声をかけることにした。
- 席を譲るような小さな行いでも、一日一善の実践になる。
- 彼は一日一善をモットーに、毎朝近所のごみ拾いを続けている。
- 子どもたちに一日一善の大切さを伝えるため、地域でボランティア体験を行った。
類義語
- 善行を積む
- 陰徳を積む
- 日々の善行
対義語
- 悪行三昧
- 悪逆非道
- 悪事を重ねる