一挙両得
読み方
いっきょ りょうとく意味
一つの行動や工夫によって、同時に二つの利益・成果を得ること。少ない手間で複数の目的を達成できる場合にいう。『一石二鳥』とほぼ同じ意味で、仕事・勉強・計画など幅広い場面で使われる。由来
中国・西晋時代(3世紀末〜4世紀初)に由来する表現とされ、唐代に編纂された歴史書『晋書』の「束皙伝」に見える。『一挙』は一度の行動、『両得』は二つの利益を得る意で、一回の働きかけで二つの成果を得ることを表した。備考
『一石二鳥』とほぼ同義だが、こちらはやや硬めで文章語的。利益や成果が二つあることを明確に示すと、より自然に使える。例文
- このアプリを使えば、家計簿の管理と節約が同時にできて一挙両得だ。
- 通勤を自転車に変えたら、交通費の節約にも運動不足の解消にもなり、一挙両得だった。
- 出張のついでに取引先へのあいさつも済ませるなんて、一挙両得の計画ですね。
- 子どもと一緒に料理をすると、食育にもなり親子の会話も増えて一挙両得だ。
- 新制度は残業削減と業務効率化を同時に実現する一挙両得の策として注目された。
類義語
- 一石二鳥
対義語
- 徒労無益
- 骨折り損のくたびれもうけ
- 二兎を追う者は一兎をも得ず