一意孤行
読み方
いちい ここう意味
自分が正しいと信じた一つの考えにこだわり、周囲の意見や反対に耳を貸さず、独断で物事を進めること。強い信念を表す場合もあるが、一般には協調性を欠いた頑なな態度を批判的にいうことが多い。由来
中国の漢語表現に由来する語です。『一意』は心を一つの考えに定めること、『孤行』は他人に従わず単独で行うことを表します。これらが結びついて、『自分の考えだけを頼りに押し通す』という意味になりました。正確な初出や成立年は未詳で、日本では漢籍の受容を通じて定着したと考えられます。備考
多くは、周囲の意見を聞かず自分の考えを押し通すという否定的な文脈で使う。やや文語的な表現で、新聞や評論でも見られる。例文
- 彼は周囲の反対を押し切って一意孤行し、計画を失敗させてしまった。
- 一意孤行の姿勢は、改革を進める力にもなるが、協調を欠く危険もある。
- 社長が一意孤行で方針を決めたため、現場には混乱が広がった。
- 信念を持つことは大切だが、一意孤行に陥ると視野が狭くなる。
- 彼女の一意孤行を非難する声もあったが、その決断が結果的にチームを救った。
類義語
- 独断専行
- 唯我独尊
- 我田引水
対義語
- 和衷協同
- 同心協力
- 協心戮力