一念通天
読み方
いちねんつうてん
意味
固く決意してひたすら努力すれば、その思いが天に通じて物事を成し遂げられるということ。強い意志の力をたたえる。
由来
中国古典由来の成句とされる。明確な初出典・年代は不詳だが、宋〜明代以降の漢文語彙・ことわざ的表現として広まったといわれる。日本へは漢籍・漢文教育を通じて伝来。
備考
意志や執念の強さを肯定的に言う語。精神論に寄りすぎる場合があるため、現代では「努力+工夫」の文脈で使うと自然。
例文
- 受験は長丁場だが、一念通天の気持ちで毎日机に向かった。
- 彼は一念通天を信じ、起業資金が尽きても研究開発を続けた。
- けがからの復帰は険しかったが、一念通天でリハビリをやり抜いた。
- 周囲に無理だと言われても、一念通天で計画を形にしてみせる。
- 一念通天とはいえ、努力の方向を誤れば成果には結びつかない。
類義語
- 初志貫徹
- 一心不乱
- 不撓不屈
- 七転八起
対義語
- 意志薄弱
- 優柔不断
- 三日坊主