一念発起
読み方
いちねんほっき
意味
ある決意を固め、思い立って大きな行動を起こすこと。特に、それまでの状態を改めて新しいことに挑戦するときにいう。
由来
仏教語に由来。「一念」は一つの強い思い、「発起」は悟りを求める心を起こす意。中国仏教・漢訳仏典に見える語で、日本への伝来時期は平安期以降とされるが、成立年代は不詳。
備考
「一念発起して〜する」の形で用いることが多い。前向きな決意を表すが、軽い思いつきには使いにくい。仏教的な語感は薄れ一般語として定着。
例文
- 彼は一念発起して会社を辞め、料理人の道に進んだ。
- 健康診断の結果を見て一念発起し、毎朝走ることにした。
- 失敗続きだったが、一念発起して基礎から勉強し直した。
- 一念発起の末、地方へ移住して農業を始めた。
- この機会に一念発起して、長年の夢だった資格取得を目指そう。
類義語
- 決意一新
- 心機一転
- 奮起
- 再起
- 一大決心
対義語
- 優柔不断
- 意志薄弱
- 三日坊主
- 逡巡躊躇