一刀両断
読み方
いっとうりょうだん
意味
物事をためらわず、きっぱりと決断・処置すること。また、議論や批判で相手の主張をはっきり切り捨てること。
由来
「一刀」は一振りの刀、「両断」は二つに断ち切る意。中国古典由来の漢語表現とされるが、特定の典拠や成立年代は不詳。日本では近代以降、比喩として一般化した。
備考
決断の速さ・明快さを褒める場合もあるが、冷酷・乱暴に感じられることもある。人への評価や感情面には配慮して用いる。
例文
- 社長は迷いを見せず、不採算事業を一刀両断で打ち切った。
- その批評家は彼の甘い主張を一刀両断に切り捨てた。
- 議論が紛糾したが、委員長が一刀両断に結論を示して収まった。
- 情に流されず、一刀両断で決めるのが彼のやり方だ。
- その噂は事実無根だと、一刀両断に否定された。
類義語
- 即断即決
- 快刀乱麻
- 一刀断然
- 断固
- きっぱり
対義語
- 優柔不断
- 紆余曲折
- 当意即妙