龍は一寸にして昇天の気あり
読み方
りゅう は いっすん にして しょうてん の き あり意味
すぐれた人物は、幼いころや未熟な段階から、将来大きなことを成し遂げるだけの気概・才能・風格を備えているという意味。小さな龍でも天に昇る勢いを内に秘めている、というたとえ。由来
龍は中国以来、天に昇る霊獣・偉大な存在の象徴とされる。その龍はまだ一寸ほどの小ささでも、すでに昇天する勢いを持つという発想から生まれたことわざ。正確な初出年は不明だが、近世以降の日本のことわざ辞書類に類句が見られる。備考
やや古風で格調高い表現。日常会話より、人物評・スピーチ・文章で使われやすい。表記は「竜は一寸にして昇天の気あり」も一般的。例文
- 彼は小学生のころから発想が群を抜いていて、まさに龍は一寸にして昇天の気ありだった。
- 新人とは思えない堂々としたプレゼンに、部長は「龍は一寸にして昇天の気ありだな」と感心した。
- あの若い棋士の落ち着きと読みの深さを見ると、龍は一寸にして昇天の気ありという言葉を思い出す。
- 入社一年目で新規事業の課題を見抜くとは、龍は一寸にして昇天の気ありというものだ。
- 幼いころから人をまとめる力があった彼女は、龍は一寸にして昇天の気ありを地で行く人物だった。
類義語
- 栴檀は双葉より芳し
- 蛇は寸にして人を呑む
- 虎子地に落ちて牛を食らうの気あり
- 麒麟児
- 末は博士か大臣か
対義語
- 大器晩成
- 晩成型
- 十で神童十五で才子二十過ぎればただの人