鴨の水掻き
読み方
かも の みずかき意味
鴨が水面では静かに浮かんでいるように見えても、水中では絶えず水をかいて進んでいることから、外からは楽に見えても、実際には人知れず努力や苦労を重ねているたとえ。由来
水鳥の鴨が水面上では悠然としている一方、水中では足(みずかき)を絶えず動かしている観察に基づく比喩。成立時期は特定しにくく、江戸期以前からの自然観察に由来すると考えられるが、正確な年代は不詳。備考
「楽に見えるが陰で努力している」意味で、努力を誇示しない態度を含意することも。表面上の余裕を褒める文脈で使われやすい。表記は「鴨の水かき」も一般的。例文
- 彼の営業成績は鴨の水掻きで、陰で毎日ロープレを重ねている。
- あの人はいつも涼しい顔をしているけど、鴨の水掻きで相当勉強しているんだ。
- 舞台で完璧に見える演奏も、鴨の水掻きの練習の賜物だ。
- SNSでは順調そうでも、実際は鴨の水掻きで必死に踏ん張っている。
- 結果だけ見て楽勝だと思うなよ。鴨の水掻きって言うだろ。
類義語
- 鴨の水かき
- 陰徳
- 陰で努力する
- 人知れず苦労する
- 縁の下の力持ち
対義語
- 有言実行
- 表裏一体(努力が見える)