鯉の滝登り
読み方
こい の たきのぼり意味
鯉が急流の滝を登るように、困難を乗り越えて勢いよく立身出世することのたとえ。人や物事が目覚ましく上向き、地位・名声・運勢などが大きく伸びる様子をいう。由来
中国の龍門伝説に由来する表現。黄河の急流「龍門」を登り切った鯉は龍になるとされた故事から、困難を越えて大成する意味になった。日本では遅くとも江戸時代には広まり、立身出世のたとえとして定着した。正確な初出年は不詳。備考
中国故事を背景に、立身出世や上昇の勢いをほめて使うことが多い。祝い事や端午の節句の意匠にもなじみがある。「登竜門」と近いが、こちらは上昇そのものを強く感じさせる。例文
- 彼は入社三年目にして役員に抜擢され、まさに鯉の滝登りという活躍ぶりだ。
- 無名だった画家が受賞を機に、鯉の滝登りの勢いで世に知られるようになった。
- 厳しい修業を乗り越えた末の独立開業は、本人にとって鯉の滝登りだった。
- 端午の節句には、鯉の滝登りにあやかって子どもの成長と出世を願うことがある。
- 地方大会から全国優勝まで駆け上がったそのチームは、鯉の滝登りのような快進撃を見せた。
類義語
- 立身出世
- 登竜門
- うなぎのぼり
対義語
- 鳴かず飛ばず
- 低迷
- 転落