魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ
読み方
さかな は とのさま に やかせよ もち は こじき に やかせよ意味
魚は殿様のようにゆったり構えてあまり触らずに焼くのがよく、餅は乞食のように待ちきれず何度も返して焼くのがよい、という調理の心得。転じて、物事にはそれぞれに合った扱い方や任せるべき相手があるということ。由来
魚は頻繁に返すと身が崩れ、餅はこまめに返さないと焦げるという、昔の囲炉裏や火鉢での調理経験から生まれた口伝とされる。江戸時代ごろには広まっていたと考えられるが、明確な初出年は不明。備考
「乞食」は現代では差別的・侮蔑的に受け取られ得る語。ことわざとして引用する場合以外は使用に注意。例文
- 魚を何度もひっくり返すと崩れるよ。魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ、だ。
- 新人には細かく確認させ、ベテランには大きく任せる。魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよというものだ。
- この作業は急いで手を出すより、少し待つほうがうまくいく。魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよだね。
- 餅を焼くときは目を離さず何度も返して。魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよと言うでしょう。
- 仕事の進め方も料理と同じで、魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ、やり方を間違えると成果が落ちる。
類義語
- 餅は餅屋
- 適材適所
- 物には頃合い
- 魚は大名に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ