魚の目に水見えず
読み方
うお の め に みず みえず意味
魚がいつも水の中にいて水の存在を意識しないように、人はあまりに身近なもの、当たり前にあるものほど、その大切さや実態に気づきにくいということ。由来
魚は水中で生きているため、水が常に身近すぎて見えていないようにたとえたことば。正確な出典や成立年は不詳だが、江戸時代以降の俚諺・ことわざとして伝わったと考えられる。備考
「身近すぎて見えない」という教訓を表す。日常会話より文章・評論で使われやすく、「人の目に空見えず」と続ける形もある。例文
- 家族の支えのありがたさを忘れていたなんて、まさに魚の目に水見えずだ。
- 地元の観光資源の価値に住民ほど気づかないのは、魚の目に水見えずというものだ。
- 毎日使っている道具の便利さは、壊れて初めて分かる。魚の目に水見えずだね。
- 社内の問題点に社員が気づかず、外部コンサルに指摘された。魚の目に水見えずとはこのことだ。
- 日本語の難しさを母語話者が説明しにくいのも、魚の目に水見えずの一例かもしれない。
類義語
- 灯台下暗し
- 目に近きは見えず
- 魚の目に水見えず人の目に空見えず