鬼も十八番茶も出花
読み方
おに も じゅうはち ばんちゃ も でばな意味
どんなに器量がよくない女性でも、年ごろの十八歳くらいになればそれなりに美しく見えるという意味。粗末な番茶でも、淹れたては香りがよいことにたとえる。現代では女性の容姿を年齢で評する差別的・古風な表現と受け取られやすい。由来
正確な成立年は不明。江戸時代(17〜19世紀)に広まった言い回しとされる。「鬼も十八」は鬼のような者でも娘盛りには見栄えがする意、「番茶も出花」は下等な番茶でも淹れたては香りがよい意で、二つを並べたもの。備考
現代では女性差別的・容姿評価的に響くため、日常会話での使用は避けるのが無難。文学・辞書的説明で見かけることが多い。例文
- 祖母は古い言い回しで「鬼も十八番茶も出花」と言い、成人式の妹の晴れ姿をほめた。
- 昔の小説に「鬼も十八番茶も出花」とあり、年ごろの娘は美しく見えるという意味だと習った。
- 同僚がそのことわざを口にしかけたが、女性の容姿を決めつける表現なので使うのを控えた。
- 地味だと思われていた彼女が振袖姿で輝き、親戚は「まさに鬼も十八番茶も出花だね」と言った。
- 「鬼も十八番茶も出花」とはいうが、人の魅力は年齢や見た目だけで決まるものではない。
類義語
- 娘十八番茶も出花
- 鬼も十七茨も花