髪結いの亭主
読み方
かみゆい の ていしゅ意味
妻が髪結い(美容師・髪結い)として稼ぎ、夫は家にいて家事や留守番をするなど、夫が主に内助的・従属的な立場にある家庭の夫を皮肉・からかい気味にいう。転じて、妻の稼ぎに頼って暮らす夫を指すこともある。由来
江戸時代に髪結いが町人文化の中で重要な職業となり、女性の髪結いも見られたことから生まれた言い回しとされる。妻が髪結いとして外で働き、亭主が家にいる姿を揶揄して言ったのが由来とされるが、成立の正確な年や初出は不詳。備考
夫が従属的だという価値観に基づく言い方で、現代では差別的・侮蔑的に響きやすい。冗談でも対人使用は注意。例文
- うちの近所では、奥さんが店を切り盛りして、旦那さんは髪結いの亭主みたいに家のことをしている。
- 彼は失業してからというもの、まるで髪結いの亭主で、昼間は子どもの世話ばかりだ。
- 『髪結いの亭主』なんて言い方は古くさいし、今の感覚だと失礼に聞こえることもある。
- 妻の収入が柱だと、周りから髪結いの亭主と陰で言われるのがつらい。
- 共働きで家事分担しているだけなのに、髪結いの亭主扱いされるのは心外だ。
類義語
- 女房の尻に敷かれる
- かかあ天下
- 尻に敷かれる
- かかあ殿下
対義語
- 内助の功
- 良妻賢母