駿河の富士と一里塚
読み方
するが の ふじ と いちりづか意味
非常に大きく立派なものと、取るに足りない小さなものを比べるたとえ。両者の差があまりにも大きく、比較にならないことをいう。由来
駿河国、現在の静岡県側から仰ぐ富士山の雄大さを、江戸時代の街道に設けられた小さな一里塚と対比した表現。一里塚は慶長9年(1604年)ごろ徳川幕府が整備を進めたが、このことわざの成立年は不詳。江戸時代以降の街道文化を背景に広まったと考えられる。備考
古風で硬い表現。日常会話では「月とすっぽん」「雲泥の差」の方が一般的。相手を低く見る響きがあるため注意。例文
- 新人の私の企画と部長の企画では、駿河の富士と一里塚で比べものにならない。
- 彼の絵と名画を並べるなんて、駿河の富士と一里塚というものだ。
- 地方大会の記録と世界記録では、まさに駿河の富士と一里塚だ。
- あの老舗企業の資金力と我が社を比べれば、駿河の富士と一里塚だろう。
- 兄の語学力に比べると、私の英語など駿河の富士と一里塚だ。
類義語
- 月とすっぽん
- 提灯に釣鐘
- 雲泥の差
- 雲泥万里
- 雪と墨
対義語
- どんぐりの背比べ
- 五十歩百歩
- 大同小異