駄目元
読み方
だめもと意味
成功の見込みがほとんどないと分かっていながらも、「やらないよりは試してみよう」という気持ちで行動すること。また、そのような心構え。「失敗してもともと(損はない)」という含みを伴う。由来
語源は「駄目(=うまくいかないこと)」と「元(=もともと、元手)」から成る口語表現で、「失敗しても元のまま=失うものはない」という発想に由来する。成句としての定着時期は諸説あるが、江戸期以前に確定できる典拠ははっきりせず、近代以降(明治〜昭和期)に広く一般化したとされることが多い。備考
「駄目元で〜する」の形で用いるのが一般的。丁寧場面では「だめもと」より「念のため」「一応」などに言い換えると無難。例文
- 採用は難しそうだけど、駄目元で応募してみる。
- 満席だと思ったが、駄目元で当日券を聞いたら一枚だけ残っていた。
- 彼に頼むのは気が引けたが、駄目元で相談したら快く引き受けてくれた。
- 値引きは無理だろうけど、駄目元で交渉してみよう。
- この案は通らないかもしれない。駄目元で上司に提案してみるよ。
類義語
- 当たって砕けろ
- 一か八か
- ダメでもともと
- 捨て身で
- 試しに
対義語
- 勝算十分
- 確実
- 万全
- 十中八九(成功する)