馬鹿は死ななきゃ治らない
読み方
ばか は しななきゃ なおらない意味
愚かな性質や悪い癖は、本人がよほど痛い目に遭ってもなかなか改まらず、死ぬまで治らないという意味。相手を強く非難したり、あきれ果てたりするときに使う、かなり辛辣で侮蔑的な言い方。由来
正確な成立年・初出は不明。近世以降の俗語的な言い回しと考えられ、「馬鹿につける薬はない」と同様、愚かさを病気にたとえ、死ぬまで治癒しないと誇張して述べたもの。明治以降の大衆的な会話・演芸・歌などでも広く用いられ定着した。備考
非常に強い侮蔑表現で、面と向かって使うと人間関係を損ないやすい。冗談・自嘲・創作上の台詞以外では避けるのが無難。例文
- 何度注意されても同じ失敗を繰り返す彼を見て、上司は「馬鹿は死ななきゃ治らないとはこのことだ」とため息をついた。
- 危険運転で何度も捕まっているのに反省しないなんて、馬鹿は死ななきゃ治らないと言われても仕方がない。
- 友人の悪口として「馬鹿は死ななきゃ治らない」などと言うのは、冗談でも失礼だから気をつけたほうがいい。
- また衝動買いで貯金を使い果たしてしまい、自分でも馬鹿は死ななきゃ治らないなと苦笑した。
- 彼は約束を破るたびに謝るが、すぐ同じことをするので、周囲は馬鹿は死ななきゃ治らないとあきれている。
類義語
- 馬鹿につける薬はない
- 阿呆につける薬はない
- 馬鹿は死んでも直らない
- 死ななきゃ治らぬ
- 三つ子の魂百まで
対義語
- 過ちては改むるに憚ることなかれ
- 人は変われる
- 改心すれば道は開ける