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馬鹿につける薬はない

読み方

ばか に つける くすり は ない

意味

愚かな人や、何度言っても考えや行動を改めない人は、どんな手段を使っても直しようがないという意味。相手の無知や頑固さ、救いがたさを強く皮肉って言う表現。

由来

正確な初出や成立年代は不詳。近世、特に江戸時代ごろの俗語的な言い回しとして広まったと考えられる。「愚かさ」を病気に見立て、塗る薬さえ存在しないほど治しようがない、という比喩から生まれた表現。

備考

かなり強い侮蔑表現なので、本人に直接言うのは避けるのが無難。冗談でも相手を傷つけやすく、目上の人には不適切。

例文

  • 何度注意しても同じミスを繰り返すなんて、馬鹿につける薬はないよ。
  • 詐欺だと説明しても信じない彼には、馬鹿につける薬はないと思ってしまう。
  • 危険だと言われても無茶を続ける人を見ると、馬鹿につける薬はないと言いたくなる。
  • 上司は怒っていたが、「馬鹿につける薬はない」とまでは口にしなかった。
  • 人を見下して「馬鹿につける薬はない」と言うのは、使い方に注意が必要だ。

類義語

  • 馬鹿は死ななきゃ治らない
  • 阿呆につける薬はない
  • 愚か者に説法

対義語

  • 過ちては改むるに憚ることなかれ
  • 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

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