馬鹿な子ほど可愛い
読み方
ばかな こ ほど かわいい意味
親にとっては、利口で手のかからない子よりも、愚かで不器用だったり世話が焼けたりする子のほうが、かえって不憫で愛おしく感じられるということ。欠点がある相手ほど情が移る、という意味でも使われる。由来
成立時期や特定の出典は不明。親子関係における経験則から生まれた言い回しで、手がかかる子や出来の悪い子ほど親が心配し、愛情を注ぐという庶民的な感覚を表したものとされる。備考
「馬鹿」は強い語なので、他人の子に対して使うと失礼になりやすい。自分の子や身内、冗談めいた文脈で用いるのが無難。例文
- 何度注意しても失敗ばかりする息子だが、馬鹿な子ほど可愛いとはよく言ったものだ。
- 姉は優秀で自立していたので、母は不器用な弟を見て、馬鹿な子ほど可愛いと言っていた。
- 新入社員の彼は要領が悪いが、馬鹿な子ほど可愛いで、先輩たちはつい面倒を見てしまう。
- うちの犬は芸を何も覚えないけれど、馬鹿な子ほど可愛いという感じで家族に愛されている。
- 親が末っ子を甘やかすのは、馬鹿な子ほど可愛いという心理もあるのかもしれない。
類義語
- 出来の悪い子ほど可愛い
- 手のかかる子ほど可愛い
- 親の欲目
- 痘痕も靨
対義語
- 可愛くば五つ教えて三つ褒め二つ叱れ