馬に乗って落馬する
読み方
うま に のって らくばする意味
慣れていて本来なら失敗しないはずのこと、または得意分野・専門分野で、かえって失敗することのたとえ。どんな名人や経験者でも、油断や不注意があれば誤りを犯すことがある、という意味で使う。由来
文字どおり、馬に乗っている者が落馬するという意から生まれたたとえです。乗馬に慣れた者でも失敗することがある、という実感を、人が得意な事柄でミスをする場合に重ねた表現です。成立時期や初出年ははっきりせず、不明です。備考
やや古風な言い方で、現代では「猿も木から落ちる」「河童の川流れ」「弘法も筆の誤り」のほうが日常では通じやすい。主に、得意分野での失敗を評する際に使う。例文
- ベテランの職人が寸法を間違えるなんて、まさに馬に乗って落馬するような失敗だ。
- 毎日使っているはずのソフトで初歩的な操作ミスをして、馬に乗って落馬する思いだった。
- 料理上手な母が味付けを誤り、父は『馬に乗って落馬することもあるさ』と笑った。
- 長年その仕事をしている人でも、忙しいと馬に乗って落馬することがある。
- 名選手が簡単なプレーで失点し、解説者は『馬に乗って落馬する場面でしたね』と述べた。
類義語
- 猿も木から落ちる
- 河童の川流れ
- 弘法も筆の誤り
- 上手の手から水が漏る