首が回らない
読み方
くび が まわらない意味
借金や支払い、仕事などに追われて余裕がなく、やりくりができない状態をいう。金銭的に行き詰まっている場合に使うことが多いが、仕事・予定が立て込んで身動きが取れないという意味でも用いる。由来
「首が回る」は本来、首を回して周囲を見渡せる意から「余裕がある」ことを表す言い方。そこから否定形の「首が回らない」で、余裕がなく行き詰まっている状態(特に金銭難)をたとえる慣用表現となった。成立時期は特定しにくく、江戸期以降に口語として定着したと考えられるが、明確な年代は不詳。備考
金銭難の意味が中心。やや口語的で「借金で首が回らない」などとよく言う。身体の首の動きそのものではなく比喩。例文
- 売上が落ちて支払いが重なり、もう首が回らない。
- カードのリボ払いが増えすぎて、最近は首が回らないよ。
- 締め切りが三つも同時に来て、首が回らないほど忙しい。
- 家賃と学費で出費が続き、当分は首が回らない状況だ。
- このままでは資金繰りがつかず、会社の首が回らない。
類義語
- 立ち行かない
- 行き詰まる
- やりくりがつかない
- 資金繰りが苦しい
- 手が回らない
対義語
- 余裕がある
- 懐が温かい
- 資金繰りがつく
- 順風満帆