風が吹けば桶屋が儲かる
読み方
かぜ が ふけば おけや が もうかる意味
一見関係のない出来事が連鎖し、思いがけないところに影響が及んで利益や結果が生じること。物事の因果関係が遠回りに成立するたとえで、こじつけめいた理屈や、先々を見越した話にも用いる。由来
中世〜近世に成立したとされるが、正確な初出年は不詳。内容は「風が吹く→砂ぼこりが立つ→目を痛めて盲人が増える→三味線が売れる→猫の皮が必要になる→猫が減る→鼠が増える→桶がかじられる→桶屋が儲かる」という連鎖話に基づく。江戸時代の町人文化の中で広まり、滑稽な因果の例として定着した。備考
因果関係が「巡り巡って」成立する例え。現代では連鎖の途中を省略して用い、皮肉・揶揄として「こじつけ」にも使う。例文
- 新しい規制で業界全体が動けば、遠いところで利益を得る会社も出る。まさに風が吹けば桶屋が儲かるだ。
- 彼は景気の先読みをして投資しているが、説明を聞くと風が吹けば桶屋が儲かる式で少し飛躍している。
- 円安が進めば旅行者が増え、周辺の商店街まで潤う。風が吹けば桶屋が儲かるとはこのことだ。
- その噂が広まると別の商品が売れるらしい。風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話だね。
- 直接の原因は別でも、結果として我々の部署の予算が増えた。風が吹けば桶屋が儲かる展開だった。
類義語
- 風吹けば桶屋が儲かる
- 巡り巡って
- 回り回って
- 風が吹けば桶屋が利する
対義語
- 因果応報
- 自業自得
- 蒔かぬ種は生えぬ