頭の上の蠅を追え
読み方
あたま の うえ の はえ を おえ意味
他人の欠点や失敗をあれこれ言う前に、まず自分自身の問題や身近な用事・欠点を片づけよ、という意味。自分のことができていないのに他人に口出ししたり批判したりするのを戒めることわざ。由来
正確な成立年や初出ははっきりしませんが、近世、少なくとも江戸時代には広く使われていたと考えられます。自分の頭の上にたかる蠅さえ追い払えていないのに、他人のことに構うな、という身近な情景から生まれたたとえです。備考
相手をたしなめる、ややきつめの言い方です。日常会話では比喩的に使い、「まず自分のことを片づけなさい」という非難や忠告を表します。表記は「蠅」「蝿」両方あります。例文
- 他人の失敗を責める前に、まずは頭の上の蠅を追えというものだ。
- 自分の仕事が終わっていないのに同僚に説教するなんて、頭の上の蠅を追えと言われても仕方がない。
- 母は、弟を注意してばかりいる兄に『頭の上の蠅を追え』とたしなめた。
- 不祥事を抱えた会社が他社のミスを批判しても、世間は頭の上の蠅を追えと思うだろう。
- SNSで他人を非難する暇があるなら、頭の上の蠅を追え、と私は言いたい。
類義語
- まず隗より始めよ
- 人の振り見て我が振り直せ