青菜に塩
読み方
あおなにしお
意味
急に元気や勢いをなくして、しょんぼりしてしまうことのたとえ。期待が外れたり叱られたりして、気力が萎えて沈んだ様子をいう。
由来
青菜(葉物野菜)に塩をふると水分が出て、たちまちしんなりしてしまうことから、勢いを失ってしょげる様子にたとえた。成立した正確な年や時代は不明だが、江戸時代頃からの口語的なたとえとして用いられてきたとされる。
備考
「青菜」は菜っ葉など葉物全般。人の落胆・萎縮を表す口語的表現で、やや古風だが現代でも通じる。深刻な悲嘆より「しょげる」程度に使う。
例文
- 試合に負けたとたん、彼は青菜に塩で口数が減った。
- 先生に注意されて、青菜に塩のようにうつむいてしまった。
- 合格だと思っていたのに不合格で、彼女は青菜に塩だった。
- 叱られた子どもが青菜に塩になって、部屋の隅で黙り込んだ。
- 期待していた企画が通らず、青菜に塩の気分で帰宅した。
類義語
- 意気消沈
- しょんぼりする
- がっくりする
- 気落ちする
- 肩を落とす
対義語
- 意気揚々
- 元気溌剌
- 生き生き