漢字辞典.com

雲をつかむよう

読み方

くも を つかむ よう

意味

実体がなく、はっきりつかめないことのたとえ。話や計画、人物像などが漠然としていて要領を得ず、現実味がないさまをいう。

由来

雲は手でつかめないことから、「雲をつかむ(よう)」=実体がなく捕えどころがない、という比喩として成立した表現。成立した正確な年代・初出は不詳だが、近世以降の口語的な慣用句として広く用いられてきたとされる。

備考

「雲をつかむよう(な)」は形容動詞的に用い、「雲をつかむような話/人物」などと言う。否定的に「要領を得ない・現実味がない」含みが強い。

例文

  • 彼の説明は雲をつかむようで、結局何が言いたいのか分からなかった。
  • 雲をつかむような計画では、上司の承認は下りないだろう。
  • その噂は雲をつかむような話で、裏付けがまったくない。
  • 初対面の彼は雲をつかむような人物で、本心が読めなかった。
  • 将来の夢を語ったが、まだ雲をつかむような段階にすぎない。

類義語

  • 捕らえどころがない
  • 要領を得ない
  • 漠然としている
  • はっきりしない
  • 実体がない
  • 空疎だ

対義語

  • 手に取るよう(に分かる)
  • 具体的
  • 明確
  • 現実的
  • 確かな

このことわざに含まれる漢字