雲をつかむよう
読み方
くも を つかむ よう意味
実体がなく、はっきりつかめないことのたとえ。話や計画、人物像などが漠然としていて要領を得ず、現実味がないさまをいう。由来
雲は手でつかめないことから、「雲をつかむ(よう)」=実体がなく捕えどころがない、という比喩として成立した表現。成立した正確な年代・初出は不詳だが、近世以降の口語的な慣用句として広く用いられてきたとされる。備考
「雲をつかむよう(な)」は形容動詞的に用い、「雲をつかむような話/人物」などと言う。否定的に「要領を得ない・現実味がない」含みが強い。例文
- 彼の説明は雲をつかむようで、結局何が言いたいのか分からなかった。
- 雲をつかむような計画では、上司の承認は下りないだろう。
- その噂は雲をつかむような話で、裏付けがまったくない。
- 初対面の彼は雲をつかむような人物で、本心が読めなかった。
- 将来の夢を語ったが、まだ雲をつかむような段階にすぎない。
類義語
- 捕らえどころがない
- 要領を得ない
- 漠然としている
- はっきりしない
- 実体がない
- 空疎だ
対義語
- 手に取るよう(に分かる)
- 具体的
- 明確
- 現実的
- 確かな