雨降って地固まる
読み方
あめ ふって じ かたまる意味
もめごとや悪い出来事が起きたあと、かえって物事が落ち着き、以前よりよい状態や強い関係になること。争いや失敗を乗り越えることで、信頼や結束が深まる場合に使う。由来
雨が降ると一時ぬかるむが、乾いた後には地面が前より固く締まるという自然現象に由来する。成立時期や初出は不詳だが、近世以降の日本で広く用いられ、江戸時代のことわざ的表現として定着したと考えられる。備考
けんかやトラブルの後に状況が好転した場合に使う。悪い出来事そのものを肯定する表現ではなく、結果的によくなった時に用いる。例文
- 二人は大げんかをしたが、翌日には本音を話し合えて、雨降って地固まる結果になった。
- プロジェクトは一度失敗したものの、原因を共有したことでチームは雨降って地固まるとなった。
- 結婚前に意見がぶつかったが、今では雨降って地固まるで、前より仲がよい。
- 取引先とのトラブルはあったが、丁寧に対応したため、雨降って地固まる形で信頼が増した。
- 今回の騒動をきっかけにルールが整備され、まさに雨降って地固まるだった。
類義語
- 禍を転じて福となす
- 怪我の功名
- 災い転じて福となる
- 人間万事塞翁が馬
対義語
- 覆水盆に返らず
- 破鏡再び照らさず