雨だれ石を穿つ
読み方
あまだれ が いし を うがつ意味
弱く小さな力でも、同じことを長く根気よく続ければ、やがて大きな成果を生み、かたいものでも動かせるというたとえ。努力はすぐに結果が出なくても、積み重ねが物事を成し遂げるという教え。由来
原義は「雨だれ(滴)が長い年月かけて石に穴をあける」自然現象の観察に基づく比喩。中国の成句「滴水穿石(てきすいせんせき)」に由来するとされ、日本では中世以降に漢籍・説話などを通じて広まったといわれるが、成立・定着の正確な年代は不詳。備考
努力や習慣化の文脈で用いる。自然現象の描写としても使えるが、ことわざとしては「小さくても継続が大事」の教訓を強める。表記は「雨垂れ石を穿つ」も一般的。例文
- 毎日10分でも英単語を覚えていれば、雨だれ石を穿つで一年後には大きな差がつく。
- 最初は小さな改善でも、雨だれ石を穿つで職場の空気が変わってきた。
- 練習は地味だが、雨だれ石を穿つと思って続けよう。
- 彼の粘り強い交渉は雨だれ石を穿つで、ついに条件を引き出した。
- 貯金は少額でも、雨だれ石を穿つでいつの間にかまとまった額になる。
類義語
- 継続は力なり
- 塵も積もれば山となる
- 石の上にも三年
- 千里の道も一歩から
- 滴水穿石
対義語
- 雨だれ石を穿つ(=継続)に対し:三日坊主
- 熱しやすく冷めやすい
- 朝令暮改