難波の葦は伊勢の浜荻
読み方
なにわ の あし は いせ の はまおぎ意味
同じ物であっても、土地や地域が変われば呼び名や扱われ方が違うということ。特に、方言や地域差によって同一のものに別名が付くことのたとえ。由来
難波、現在の大阪付近の水辺に生える「葦」を、伊勢地方では「浜荻」と呼んだことに由来する。成立時期は厳密には不明だが、近世以前から知られ、江戸前期の俳諧・ことわざ資料にも見える古い言い回しとされる。備考
現代の日常会話ではやや古風。地域による呼称の違いを述べるときに用いる。差別的な意味はないが、説明を添えると通じやすい。例文
- 大阪で「アメちゃん」と呼ぶものを、別の地方ではただの「飴」と言う。難波の葦は伊勢の浜荻だね。
- 祖母の家ではこの魚を別名で呼んでいて、まさに難波の葦は伊勢の浜荻だと思った。
- 同じ野菜なのに地域で呼び名が違うとは、難波の葦は伊勢の浜荻というやつだ。
- 方言を調べていると、難波の葦は伊勢の浜荻の例がいくつも見つかる。
- 転勤先で通じない言葉が多く、難波の葦は伊勢の浜荻を実感した。
類義語
- 所変われば品変わる
- 所により名を変う
- 同じ物でも所変われば名が変わる
- 名は所に従う
対義語
- 所変われば品変わる(反対ではなく類義)