雀百まで踊り忘れず
読み方
すずめ ひゃく まで おどり わすれず意味
幼いころから身についた習慣や癖、性質は、年を取ってもなかなか改まらないというたとえ。特に、悪い癖や長年の習性が抜けにくいことをいう。由来
小さな雀が年を取っても、跳ね回るような動き、すなわち「踊り」を忘れないという見立てから。正確な成立年は不明だが、江戸時代後期(18〜19世紀ごろ)には俚諺として広まっていたとされる。備考
「三つ子の魂百まで」に近いが、やや癖や習性に焦点がある。悪い癖に使われることが多いが、良い習慣にも使える。例文
- 父は定年後も朝五時に起きて帳簿をつけている。雀百まで踊り忘れずだ。
- 子どものころからの負けず嫌いは、祖母になっても変わらない。まさに雀百まで踊り忘れずだね。
- 彼は昔から遅刻癖があり、部長になっても直らない。雀百まで踊り忘れずというものだ。
- 若いころに身につけた職人の手つきは、八十歳を過ぎても衰えない。雀百まで踊り忘れずだ。
- 母は学生時代からの読書好きで、今も毎晩本を読んでいる。雀百まで踊り忘れずとはこのことだ。
類義語
- 三つ子の魂百まで
- 習い性となる
- 幼い時の習いは老いても忘れぬ
対義語
- 氏より育ち
- 人は変われる