雀百まで踊り忘れず
読み方
すずめひゃくまでおどりわすれず
意味
幼いころに身についた癖や習慣、技芸は年をとってもなかなか改まらず、忘れないということ。良い習慣にも悪い癖にも用いられ、子どもの頃のしつけや学びの影響が生涯続くことをたとえる。
由来
雀は小さなうちに覚えた「踊り(身ぶり・動き)」を老いても繰り返す、という観察に基づくたとえから生まれたとされる。成立年代ははっきりせず、江戸時代頃には広く用いられていたといわれるが、正確な初出年は不明。
備考
「雀百まで踊り忘れず」は習慣の固定をいう。肯定・否定どちらにも使えるが、文脈で評価が変わる。類句に「三つ子の魂百まで」。
例文
- 祖父は子どもの頃に習った手品を、雀百まで踊り忘れずで今でも披露してくれる。
- 悪い口癖が直らないのは、雀百まで踊り忘れずというやつだ。
- 小学生から続けたピアノは、雀百まで踊り忘れずで指が自然に動く。
- 昔のやり方に固執するのも、雀百まで踊り忘れずで仕方ない面がある。
- 新人研修で身につけた報連相は、雀百まで踊り忘れずで仕事の土台になった。
類義語
- 三つ子の魂百まで
- 習慣は第二の天性
- 癖は一生
対義語
- 三日坊主
- 熱しやすく冷めやすい