闇夜に鉄砲
読み方
やみよ に てっぽう意味
暗くて何も見えない闇夜に向かって鉄砲を撃つように、確かな当てや見込みがないまま、手がかりなく物事をやってみることのたとえ。むやみに試すこと、当てずっぽうに行うことをいう。文脈によっては、まぐれ当たりを期待するような試みの意味もある。由来
鉄砲が日本で広く知られるようになった戦国末〜江戸時代初期(16〜17世紀ごろ)以後に生まれたと考えられるが、正確な初出は不詳。暗い夜に的も見えないまま鉄砲を撃つ様子から、見込みなく試みることのたとえになった。備考
現代では、根拠の薄い推測や無計画な試行をやや批判的に言うことが多い。「闇夜の鉄砲」「闇夜に鉄砲を撃つ」という言い方も見られる。例文
- 事前調査もせずに新規顧客へ片っ端から電話するのは、闇夜に鉄砲のような営業だ。
- 証拠がほとんどないのに犯人を決めつけるなんて、まるで闇夜に鉄砲だ。
- 受験範囲も確認せずに山を張るのは、闇夜に鉄砲で当たるのを待つようなものだ。
- データ分析をしない広告配信では、闇夜に鉄砲で予算を使うだけになりかねない。
- 彼の投資はいつも闇夜に鉄砲で、当たるか外れるか運任せだ。
類義語
- 当てずっぽう
- 手探り
- 見切り発車
対義語
- 石橋を叩いて渡る
- 用意周到
- 狙いを定める