闇夜に目あり
読み方
やみよ に め あり意味
どんなに人目につかない暗い所や、誰も見ていないと思う状況でも、秘密や悪事は思わぬところから見られたり知られたりするものだという戒め。隠れて悪いことをしても露見する可能性がある、油断してはならないという意味。由来
正確な成立時期は不詳。近世以前から口承で用いられた戒めの句と考えられる。「闇夜」は月のない暗い夜を指し、そのような見えないはずの場所にも「目」がある、つまり監視や発覚の可能性があるという比喩から生まれた。類句の「壁に耳あり障子に目あり」と同系統の表現。備考
悪事や秘密が露見するという戒めに使う。日常会話ではやや古風で、類句「壁に耳あり障子に目あり」のほうが一般的。例文
- 誰もいないと思って会社の資料を持ち出したら防犯カメラに映っていた。まさに闇夜に目ありだ。
- 内緒話のつもりでも、闇夜に目ありで、どこから漏れるかわからない。
- 試験でカンニングをしようとしても闇夜に目あり、必ず誰かが見ているものだ。
- 匿名だからといって人を中傷してはいけない。闇夜に目ありで、発信者は特定されることがある。
- 彼は闇夜に目ありと自分に言い聞かせ、不正な誘いをきっぱり断った。
類義語
- 壁に耳あり障子に目あり
- 天知る地知る我知る人知る
- 天網恢恢疎にして漏らさず
- 隠すより現る
- 悪事千里を走る