鉄は熱いうちに打て
読み方
てつはあついうちにうて
意味
鉄は熱いうちでないと鍛えて形を変えられないことから、物事は適切な時機を逃さず、熱意や条件が整っているうちに実行するのがよい、というたとえ。教育や訓練も、吸収しやすい時期に行うべきだという意味でも用いる。
由来
鍛冶の現場で、赤く熱した鉄を冷めないうちに槌で打って鍛える必要があるという経験則に由来する。ことわざとしての成立時期は特定しにくいが、鍛冶文化が広くあった近世以前から口承的に用いられてきたと考えられる(正確な年代は不明)。
備考
主に「好機を逃さず行動せよ」という教訓。仕事・学習・恋愛など幅広く使える。相手を急かす言い方にもなるため、状況や言い方に配慮するとよい。
例文
- 新規事業の提案は反応が良いうちに通そう。鉄は熱いうちに打てだ。
- 子どもの語学は耳が柔らかい今が大事だよ。鉄は熱いうちに打て。
- 面接で手応えがあったから、当日中にお礼メールを送った。鉄は熱いうちに打てだと思って。
- チームがやる気になっている今のうちに、研修計画を一気に進めよう。鉄は熱いうちに打て。
- 値上げ前の今が買い時だ。鉄は熱いうちに打てで、必要な備品をそろえた。
類義語
- 思い立ったが吉日
- 善は急げ
- 好機を逃すな
- 機を見て敏
- 時は金なり
対義語
- 後回しにする
- 先延ばしにする
- 機を逸する