金持ち金使わず
読み方
かねもち かね つかわず意味
金持ちは概して無駄遣いをせず、倹約するものだという意味。また、金を使わずためるからこそ金持ちになれる、という皮肉や教訓としても用いられる。文脈によっては「金持ちはけちだ」という批判的な響きもある。由来
正確な成立年代や出典は不明。江戸時代以降、貨幣経済が広がる中で、富裕層の倹約ぶりや吝嗇を評する言い回しとして定着したと考えられる。古くから庶民の金銭感覚を反映したことわざである。備考
倹約をほめる場合にも、けちだと皮肉る場合にも使う。相手に直接言うと失礼に聞こえることがあるため注意。例文
- あの社長は大富豪なのに昼食はいつも弁当で、まさに金持ち金使わずだ。
- 祖父は資産家だが、電気をこまめに消す。金持ち金使わずとはこのことだ。
- 彼女は高収入なのに衝動買いをしないから、金持ち金使わずでますます貯金が増える。
- 友人は『金持ち金使わずだね』と言って、彼の徹底した節約ぶりに驚いていた。
- 寄付を渋るあの人を見ると、金持ち金使わずという言葉を思い出す。
類義語
- 金持ちはけち
- 金は使わぬ者にたまる
- 倹約は富のもと
対義語
- 宵越しの銭は持たぬ
- 金は天下の回り物