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金の切れ目が縁の切れ目

読み方

かねの きれめが えんの きれめ

意味

金銭的な援助や利益がなくなると、それを前提にしていた人間関係も終わってしまうということ。愛情や信頼よりも金や利害で結びついた関係のもろさを、皮肉をこめて言うことわざ。

由来

正確な初出は不明ですが、金銭が人間関係を左右する現実を表した俗諺として、江戸時代後期(18〜19世紀ごろ)には広く使われていたとされます。商売や貸し借り、遊里などの場で実感を伴って広まったと考えられています。

備考

恋愛・交友・商売などで、金銭に依存した関係を批判的に言う表現です。やや辛辣で相手の打算を責める響きがあるため、使う場面には注意が必要です。

例文

  • 彼にお金を貸さなくなった途端に連絡が来なくなり、まさに金の切れ目が縁の切れ目だと思った。
  • スポンサーが撤退すると協力者まで離れていき、金の切れ目が縁の切れ目という現実を思い知らされた。
  • 祖母は、金の貸し借りが絡むと金の切れ目が縁の切れ目になりやすいから気をつけなさいと言っていた。
  • 接待でつながっていた取引先とは、予算が尽きたら金の切れ目が縁の切れ目だった。
  • 高価な贈り物をやめた途端に相手の態度が変わり、金の切れ目が縁の切れ目かと疑ってしまった。

類義語

  • 打算の付き合い
  • 利害で結ばれた関係
  • 地獄の沙汰も金次第

対義語

  • 患難に真の友を知る

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