金の切れ目が縁の切れ目
読み方
かね の きれめ が えん の きれめ意味
金銭が尽きると、それまで続いていた人間関係や付き合いも途切れやすい、という意味。金の援助や利害関係で成り立っていた縁は、金が切れた途端に冷たくなったり、関係が終わったりすることがあるという戒め。由来
近世以降の口語的なことわざとされるが、明確な初出年・典拠は不詳。一般に「切れ目(尽きる境目)」を「縁(人間関係)」の「切れ目」に掛け、金銭の切迫が交際の断絶を招く現実を言い表した表現として定着した。備考
やや世知辛い現実を言う表現。金銭目的の付き合いを批判・自嘲するときに用いられ、目上や公的場面では直接的すぎる場合がある。例文
- 景気が悪くなって支援が止まった途端に連絡が来なくなった。まさに金の切れ目が縁の切れ目だ。
- 奢っていた頃は人が集まったのに、財布が寂しくなると誰も誘ってくれない。金の切れ目が縁の切れ目だね。
- ビジネスの付き合いは利害が絡むから、金の切れ目が縁の切れ目になりやすい。
- 借金を返せなくなって親戚づきあいがぎくしゃくした。金の切れ目が縁の切れ目とは言いたくないが…。
- 援助金が打ち切られたら急に態度が変わった。金の切れ目が縁の切れ目というわけか。
類義語
- 金が切れれば縁が切れる
- 金の切れ目が愛の切れ目
- 袖の下が切れれば縁が切れる
対義語
- 腐れ縁
- 損得抜きの付き合い
- 義理堅い
- 金より心