酒は憂いの玉箒
読み方
さけ は うれい の たまははき意味
酒は、心の憂さや悩みを掃き払ってくれる玉のように貴重な箒である、という意味。つらいことや悲しみも、酒を飲むと一時的に忘れられるというたとえ。由来
中国由来の成句とされ、「玉箒」は美しく貴重な箒の意。酒を憂いを掃き払う箒にたとえた表現で、日本では少なくとも江戸時代のことわざ集・俳諧などに見られる。正確な初出年は不詳。備考
酒を肯定的にいう古風な表現。飲酒を勧める文脈では使い方に注意が必要で、飲みすぎを戒める言葉と対比されることも多い。例文
- 仕事で失敗して落ち込んでいたが、友人と一杯やると、まさに酒は憂いの玉箒だと思った。
- 彼は嫌なことがあるたびに、酒は憂いの玉箒だと言って居酒屋へ向かう。
- 酒は憂いの玉箒とはいえ、飲みすぎれば翌日に後悔することになる。
- 祖父は晩酌をしながら、昔から酒は憂いの玉箒と言うんだよと笑った。
- 失恋の痛みを忘れたくて飲んだが、酒は憂いの玉箒で、少しだけ気が楽になった。
類義語
- 酒は憂いを払う
- 酒は忘憂の物
- 酒は天の美禄
対義語
- 酒は百毒の長
- 酒は諸悪の基